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体育科+

 私の誕生日は3月31日です。実際には、4月に入って数日後に生まれたそうですが、家庭の事情から、3月生まれで届けたのだと親から聞かされていました。ということは、私が小学校に入学したときには、まだ、幼稚園の年長児の実年齢しかなかったということになります。
 私がこの職について10年ほど経った頃、東海大学の研究で「実年齢と運動能力」についての調査結果が新聞に載っていました。小学校から中学校にかけて、年度前半に誕生した子ども達の群の運動能力は、年度後半に生まれた子の群のそれよりも高く、年々その差は埋まり、20歳頃で解消するというものでした。私自身も、人並みに運動ができるようになったのは高校生になってからだという認識がありました。
 このことに興味を持った私は、勤務校でデータをまとめてみました。子ども達を4~6月、7~9月、10~12月、1~3月生まれの4つの群に分類し、5月の運動能力テスト、9月の運動会、11月のブロック陸上記録会での種目の平均値で比較しました。すると、生まれ月の早い群が高く、遅い群が順に低くなるという傾向が見られました。また、9月の記録は、1つ早い群の5月の記録とほぼ等しく、11月の記録でも、早い群に追いつくという傾向が見られました。
 これらのことから、小学校の体育科の評価において、特に、低学年においては実年齢を加味した評価の在り方を考えなければならないのではないかと考えるようになりました。
 そして、新しい学級を持つごとに子ども達に話をしてきたのが、「今の段階で、運動ができないと判断してはいけない。運動能力のつぼみは、いつ花開くか分からない。そのときのために準備は怠らないでおこう。」ということです。 
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