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平行四辺形の面積

 3校目に勤務していた2000年頃から、課題解決型の算数科の授業を、習熟度別少人数指導で行うことになりました。その習熟度別指導ですが、能力別指導と勘違いされる方が多いようです。習熟度別指導では、どの段階のコースでも、その時間の課題は同じです。違うのは、主として、その課題を解決するためのアプローチの方法です。ですから、得られる答えも同じものであり、同じ結論を見いだすことになります。
 5年生では、いろいろな図形の面積を求める単元があります(正方形と長方形の面積については4年生で学習しています)。最初に扱うのが、平行四辺形の面積です。もし私が習熟度別の授業をコーディネートするとなると、底辺が6cm、高さが4cmで、底辺同士が2cmずれている平行四辺形を課題とします。
 習熟度の高いコースでは、実寸大で印刷した平行四辺形を用意します。その平行四辺形の形を変えて、既習事項で適用できないかどうかを検討させます。当然、任意の高さの線で分割してずらして結合すると長方形となり、縦×横で面積を求めることができるので、対応する高さ、底辺の語句指導をし、底辺×高さの公式を導き出します。
 習熟度の低いグループには、4cm×6cmの長方形を与えます。その上で、課題となる平行四辺形を与え、長方形から平行四辺形の作り方を検討させます。ほとんどの子は、片方の辺を斜めに切り落とし、その三角形を逆に持ってくると平行四辺形ができることに気づきます。そこで、面積は変わっていないことを押さえ、語句指導と公式の導き出しに進みます。
 ちょっと発想を変えるだけで、それぞれの習熟度に合わせた授業展開が期待できます。基礎基本の充実をめざすためには、詰め込むのではなく、のびのびと学ばせたいですね。
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