So-net無料ブログ作成

企業勤務経験を持つ教員

 学校の先生になる方法には、いくつかのルートがあります。最も一般的なのが、教員養成系の大学に進む方法です。一般大学で、教職課程の単位を取得する方法もあります。また、他大学で取得した単位を認定してもらう方法などもあります。また、卒業後、仕事に就いたりしながら、通信教育課程で教職員免許を取得する方法もあります。ただ、この場合、あくまでも教員になることをめざして仕事に就きながら通信教育を受ける場合と、企業での仕事を経験した後、人生最後の手段として教員免許を取得する2つのタイプに分類することができます。私の場合には、ここに挙げた最後の方法で教員になりました。
 私が教職に就いた頃、まだ物珍しさもあったのか、「会社勤めを経験している先生」というだけでもてはやされたことがありました。少しうれしい部分もありましたが、よくよく考えれば、私などは、「営業職」という厳しい世界について行けなかった人間です。企業で通用しなかった敗北者ですから、決してもてはやす対象ではありません。
 実際、企業経験というのは、教育現場で役に立つのでしょうか。両方を経験した身からすると、役に立ちません。教員は世間知らずだとか、仕事としての学校現場は厳しさが足りないとか言われますが、それはあくまでも個々人の問題であり、総じて世間知らずなわけではありませんし、ぬるま湯に浸りきっているわけでもありません。にもかかわらず、最近では、教職員の企業研修なるものがあり、希望すれば、夏季休業中などに、百貨店の販売員などを経験することができます。こんなものは、わざわざ研修で組んでいただかなくとも、アルバイトなどで経験している教員は、わんさかといます。わずか数日の企業経験など、なんの役にも立ちません。わずか数日の研修で学校のトップに立つ、民間人校長も同じことです。はたして、何%の民間人校長が、学校現場で通用しましたか?
nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。