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図画工作科+

 私が小学生の頃からずっと苦手にしているのが、この図工科です。指導される側から指導する側に移った34年間の教員生活の間も、ずっと苦手なままでした。
 しかし、小学校、中学校を通して、いつも惨憺たる状態だったわけではありません。小学校5年生の時に1度、中学校でも1度だけ、作品を褒めてもらった記憶があります。
 小学生の時に褒められたことで記憶しているのは、グレーの色画用紙に、その頃出回り始めた水性のサインペンを使って、イチョウの木の幹を描いたものでした。水彩絵の具で色を入れるとサインペンのインクがにじみ、独特の風合いが出て、途中から図工専科の先生が「面白い!」と言いながら筆を入れられたことを覚えています。
 中学校での記憶は、ブロンズ粘土で右足首から先を作ったときのものです。つま先、指、爪、関節、筋肉、血管、かかと、くるぶし・・・。自分の足をよく見ながら、とても満足できる作品になったことを覚えています。
 断片的な記憶でしかありませんが、このように一定の評価を受ける場面があったにも関わらず、ずっと苦手意識を持ち続けたのはなぜでしょう。私は、その作品で得たものが、次の作品につながらなかったからではないかと考えています。
 子ども達の作品を見ていても、いつもとは違う仕上がりを見せるときがあります。そのときに、その偶然性を評価するのではなく、偶然を必然に高める評価の仕方が必要であったのではないかと思います。具体的にどの部分がどのようにいい仕上がりなのか、他の教科よりも丁寧に評価してやることで自信となり、次の作品にも生かそうという意欲につながります。その繰り返しが、偶然よくできた作品から自分の構想の中で作り上げた作品に変わっていく、そのような攻めの評価で子ども達を導くことが必要なのかもしれません。
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